2008.01.14(mon)は長男の成人式であった。
抱っこして歩いていた息子も、今では立派に育ってくれた。身長は私を抜かすほど伸び、靴のサイズも大きく安定感があり、まるで地に根っこを生やしているようである。地面に額を付けて転ぶ事は、これからは私の方が多くなりそうだ。
長男の成人式の予定は、午前中、私に対して成人としての晴れ姿を見せに来てくれ、その後、旧友と長崎市の成人式に出席をし、夜は中学生時代の旧友との同窓会だそうだ。
私は父親の職業の関係で、小さい頃からとても引っ越しが多かった。そんな訳で、幼馴染と言う人がいない、そればかりか、学年の中途で転校と言う事もあり、同窓会等の案内も一度たりとも受け取ったことがなかった。大学時代は住民票を長崎市に移しておらず、成人式の案内すら受け取ってもいない。両親からのお言葉もなく、一人で間借りの部屋に居た記憶がある。
そんな事を長男に話しながら、後ろ姿や歩き方・仕草が、私と似ている事を確認し、嬉しくもあり恥ずかしくもあり、私の父親が亡くなる2週間前に「ひろゆきさんは、わしによう似とるなあ。」なんて言っていた事を思い出していた。
長男はこれからまだ大学生として2年間程あるが、私の今迄の失敗談から”一言”言わせて頂けるならば、「あせらず、おそれず、ゆっくり、じっくり人生を歩んで行ってほしい。」と言いたい。
私にはまだ小学4年の長女と小学2年の次男が居る。まだまだこれから先、頑張らないとあきまへん。