元来、自信過剰気味の私は、自分の歩んでいる道は間違いない、”さるくMAP”に示されているルートに間違いないと信じ、ただ只管真っ直ぐに歩いて行った。
道幅は車一台の通行が出来る舗装道路だった。人っ子一人いない道を歩いていると右側にプレハブ小屋が建っている。「メエェ~ メエェ~」
「なんだあ~?」
「この道は正しい!」と信じ込んだ道を、歩き進んでいると、周りはいつの間にかgloomyな雰囲気に、「お山の天気は移り変わりが激しいし、なんだか山の向こうに黒い雲が見え隠れしているなあ。」そんなことを考えていると左手の山奥から長崎市内では決して聞く事の出来ない「グァ グゥア グァ グゥア!」と言う得体のしれない鳥であろう鳴き声が聞こえた。
僕の両腕には”さむいぼ”が出まくる・・・・・。(注、関東では鳥肌、関西ではさむいぼ)
「こえっ~(怖い)。」
踵を返して元来た道を引き返す。全行程90分のコースを2時間かかって山道を歩いていただけ。もう本当に怖かったあ。誰も居ない、誰も助けてはくれぬ、自分の力で帰らねば・・・・・orz。
まだ気持にもゆとりが有る時に、数枚の写真を撮ることも出来ましたので、アップさせて下さい(^^♪
神浦のお山には果樹も沢山ありました。
神浦(こうのうらと読みます。)の石積群。至る所に見る事ができます。民家に直接繋がる階段にも使われていました。
実は神浦に行く前に遠藤周作文学館を訪ねたのです。ここはとても良いところ、夕日を最高の状態で楽しむ事が出来るポイントでもあります、是非時間を計算してから(夕日が沈む数分間を・・・・)訪ねてみて下さいね。
文学館の中には遠藤周作の言葉、そして彼が歩んできた歴史に触れる事ができます。心に響く言葉もいろいろありましたよ。
館内の展示物を閲覧しながら、書かれている説明をじっくり読んでいると、多分2時間くらいはかかるのではないでしょうか。僕は1時間くらいで切り上げましたが、また是非行きたいと思いました。(入場料350円)
(余談)
心に響く言葉を見つけ、一生懸命に心の中に沁み渡るように、何度も復唱したのですが、館外に出ると、少しずつ少しずつ、大切であろう文言を忘れてしまいました。だからまた行かなきゃならんとです・・・。
ここ数週間、まったくお休みを取れなかった中、思い切って外に出たのはとても良かったな、おかげで、沢山の事を考え・感じる事もできました。
まあ、道には迷ってしまったわけですが・・・・・・・(笑)。
阿野音楽教室(Jazz&pops/classical)
インターネット音楽教室(動画レッスン・ポピュラージャズピアノ・ピアニカ)
阿野音楽制作(採譜/耳コピー・楽譜浄書・楽譜移調・ピアノ編曲・伴奏データ制作・各種販売)
ANOレンタルスタジオ(グランドピアノ・声楽・弦楽器専用)