大阪に行くのは何年振りだろう・・・久しく関西には戻っていなかった。
この伊丹空港には子供の時代、良く遊びに来たものだった。空港の周りには草も沢山生えていて、今では想像できないほど、もっともっとローカル空港のイメージがしたものだ。
その伊丹空港で事件は起きた!
手荷物カウンターで並んでいると、目の前に5人ほどの団体が長テーブルで何やら紙袋をガムテープでパッキングしている。一つ一つパッキングいしているので時間がかかっていた。
そんな訳で、列の中ほどに3メートルほど空間が出来てしまっている、そこで僕はとっととその一団を抜かして前に進んだのだった。
すると・・・・・・
「なにやってんだよお!」
「ならんでんだよお!」
「順番なんだよ!」
「わかんねえのかよお!」
「・・・・・・・・・・!」
60歳前後のおじさんが、東京弁で、怒鳴り始めた!
回りを見ると、どうもそのおじさんと、お母さん、そしてもう一人の3人組らしい。
大きな声で、偉そうに、恫喝すように、僕を蔑むように怒鳴っていた。
・・・・・・・・・・・・・・
僕、・・・おじさんの目を見ながら、謝らなかった!
どうやらパッキングしていた集団の前におじさん3人組が並んでいたらしい。
おじさんも「並んでいるのですよ。」等と仰ったら、僕もすぐ「気が付きませんでした、申し訳ございません。」等と云うのだろうが・・・。
おじさんも話に夢中になっていて、前に進むのを忘れていた、気がつかなったのだから、そこまで怒らなくてもいいような気もするんだけど・・・・・・・・・・・・・・・(^^♪
ただただ、今回「僕って変わったなあ、ちょっとは大人になったなあ。」と思う事は・・・
僕が云い返さなかった事!
僕は若い時代、結構、きつく言うタイプだったのです。多分、昔の僕だったら、四方八方・・・そうねえ・・半径50メートル以内の人が凍りつくような大声、しかも大阪弁で、怒鳴りかえしていた事だと思います。
「っあんだらあ、なにぬ・か・しとんねん・・・・ああたらかあたら・・・!」(爆笑)
自分の云いたい事を云わなかった事に対して悔いは残るかもしれないけど、あそこで僕が喧嘩をしていたら、折角の楽しい想い出が全て台無しになってしまうものね・・・人間は・・・人生において我慢しなければなら無い時がある事を、お子ちゃまである僕も、ようやく体の底から学習していたようです(笑)。
「俺もちょっと成長したな!」等と呟きながら、一人ほくそ笑んでいたのに気が付いた人はあまりいなかったでしょう(笑)
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