離かれ、そして出会い

2006.03.31　jazzFANFANが　永いながい　長崎のjazzspotとしての使命を終えた日である。

話はトンデモナイところから始まるが、私が音楽教室を開校する前、もう25年ほど前、長崎の浜口にある、あるクラブで私はハモンドオルガンを弾いていた。そして更に2・3軒ピアノも弾いていたのだ。

しばらくしてから、長崎の夜の街、ご存知”思案橋・銅座”にプレースポットを移しソロピアノで演奏を開始した。

キャバレーの全盛時代も過ぎ去った頃ではあったが、それでもまだまだ多くのキャバレー・クラブが乱立していた。

そこで演奏していた多くのミュージシャン達は、自分のお仕事の演奏を終えると、自分たちのしたい音楽を求めて、ある場所に集まったものだ。

それが　”jazzfanfan”　だ。

当時は銅座にあり、それはそれは小さなお店であった。しかしながらグランドピアノも入っており、スピーカーはアルティックのでかいのが2本入っていた。

狭いスペースにウッドベースは入るは、サックスは入るは、ミュージシャンが多く集まる中、長崎大学のswing boat jazz orchestraの面々も多数では入りし、それはそれは活気のある忙しいお店であった。

しばらくしてから場所を現在の萬屋町に移し、広さも銅座の4倍くらいになった。

それと同時にお店ではbig band jazz等のliveも始まり、長崎のjazzは大きく力を付けていった。それは同時に多くのミュージシャンが育ち、又多くのミュージシャンも長崎に訪れ始める、その様な意味も含み始めた。



私もその頃は、もう一つの長崎のジャズのリーディング　ジャズスポットであったgoody-goodyのハウスピアニストとして、そこで毎日演奏をさせて頂いていたものであった。

そしてその後、今から6・7年ほど前になるだろうか、自分自身のピアノトリオを率いて毎週土曜日jazzfanfanでliveをさせて頂き始めた訳だ。

当時のドラムは江○君（現在は”夢殿”という有名なフュージョンバンドのドラマー）そしてエレキベースは真ちゃん（現在はヤマ○のベースの先生をしているらしい）　そして　2代目ドラマーが　大先輩の荏○さん　ウッドベースが石○君（彼は現在ベーシストとして多くの人から愛されていて、色々な場所で演奏をしている。）そしてはじめて”絵美ちゃん”を歌姫として迎えてますますバージョンアップしていった。

ところが急に私自身が”突発性難聴”になり急遽ピアノトリオを解散せざるをえなくなった。

1年間休養を頂き、病気も完治し、新たにピアノトリオを結成し、現在に至ったわけだ。

私たちのトリオの演奏は2月一杯で終了していたのだが、FANFAN最後の日、ピアニカを片手にFANFANに最後のご挨拶をしに行った。

多くの、本当に多くのお客様、そして綺麗な、きれいな花・花束、ひと・ヒト・人・・・・

東京から帰ってきていたウッドベースの岩佐君（彼は東京でミュージシャンとして活動中、今年後半にはグループでliveツアーに入る予定だ。）が声をかけてくれて、長崎の若手ミュージシャンをたくさん集めてくれた。

中○くん（tp)塚○さん（ts)加○君（ｄｒ）得○君（pf）そして歌姫”かよちゃん・えみりちゃん・えいこちゃん”

深夜4時くらいまでliveは続き・・・・。以下不明・・・・

別れ・離れ・・・・・・・・・




お世話になったママには「じゃあ、またね・・・・」

「うんそうね、じゃあ、またね]

と言って別れを告げてきた。

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有難う！！ふぁんふぁん　fanfan　有難う　みんな！！

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また其々の人の新しい出会いが始まる！！