今回はジャズボーカルとしてこの曲を取り上げてみました。この曲はエヴァンスが1956年に作り、初リーダーアルバム「ニュー・ジャズ・コンセプション」にソロ収録された曲です。当時まだ2歳で幼かったビルの姪デビイに捧げられたものでもあります。
歌曲としては、エヴァンスと親しかったジャズ評論家ジーン・リースが英語歌詞を作詞し、これが正式な歌詞となりトニー・ベネットがビル本人との共演盤で歌い、サラ・ヴォーンも取り上げています。また、スウェーデンの歌手モニカ・ゼタールンドが、スウェーデンを訪れたビル本人をバックに従え、自作スウェーデン語歌詞の「モニカのワルツ」と改題して発表したバージョンは、異色の名盤として有名でもあります。2008年には、土岐麻子も歌っています。
Tony Bennet, Bill Evans - Waltz for Debby
Monica Zetterlund with Bill Evans Trio "Waltz for Debby"
Bill Evans Trio - Waltz For Debby - 19 Mar 65 (11 of 11)
Bill Evans Trio - Waltz for Debby [Take 2]
ボーカルがイメージしながら歌う上で必要な、歌詞を頭からサクサクと訳する事を考えて訳しました。
彼女のsweet worldには
お人形さんやピエロ
そして王子様や大きな紫色のクマがいる
そんな世界に僕の大好きな女の子は住んでいるのさ
心配事やなんかでのしかめっ面に気づかずにね
(Unaware of the worried frowns)
まあ、それって疲れきった大人たちはみんなそうなんだけど
(That we weary grown-ups all wear)
陽だまりの中で彼女は踊るんだ
僕らには聴こえない音楽に合わせてね
それはね、金の色で紡がれているんだよ
それはね、彼女の可愛い頭の中のどこかから聞えてくるんだよ
(Somewhere in her own little head)
でも、ある日あっという間に大人へと成長し
おとぎの国を卒業する日がやってくる
そしてお人形さまや王子様や年老いたクマさん(silly old bear)とお別れするの
そして彼女が去るとき、みんな、きっと泣くだろうね
「さようなら」とそっと別れを囁いた時
彼女が恋しくなってきっと寂しがるだろうな
(They will miss her I know)
僕もそうなるよ
(but then so will I.)
訳・阿野裕行
人気ブログランキングに挑戦いたしております(^^♪・・クリックよろしくお願いいたします。
↓
阿野音楽教室(Jazz&pops/classical)
阿野音楽制作(採譜/耳コピー・ピアノ編曲・伴奏データ制作/skypeレッスン)
ANOレンタルスタジオ(グランドピアノ・声楽・弦楽器専用)
ポピュラージャズ無料ピアノ伴奏―データ(MP3)
・・・本のブログ
facebook・・検索→阿野裕行・・・・是非お声掛けください。情報交換が出来ればいいですね(^^♪
mixi・・・・・・・検索→阿野裕行・・・・是非お声掛けください。情報交換が出来ればいいですね(^^♪
skype・・・・・検索→阿野裕行・・・・大きなファイル送信・リアルタイムな打ち合わせにどうぞ(^^♪