アレンジはいつまでも続く。
アレンジが無くなる時は
所謂、僕が引退した時だ!!
最近のアレンジの基本は ”流れるように” だ
これは メロディーラインが ”流れる” アドリブラインが”流れる”
と言う事だが
最近は、ピアノトリオの為のアレンジ、と言う考え方を全く変えてしまっている。
要するに アンサンブルだ。
いいねえ アンサンブル!!
勿論 一人で 少人数で作り上げる音楽もいいけれど
多くの人で作り上げる音楽は・・・・
ハーモニーに回ったり メロディーに回ったり・・・
気持ちと気持ちの繋ぎ合い そこに 先ほどの ”流れる”が活きて来るのだ。
まあ その様な感じで アレンジを進めているわけだ。
と 言う事は
前より う~ん と制作過程の工程数が増えてしまうと言う事でもある。
だけど 1曲にそんなに多くの時間をとられるわけには行かない。
どうすればいいんだろう?
まずは
イメージを瞬間的に膨らます為に、普段から多くの音楽に接する事だろう。
次に 入力はリアルタイムなので
入力する楽器の特性を把握する事は必要だ、しかもそれなりの超絶技巧まで・・。
最後に リアルタイム入力レコーディングは、出来れば3テイクまで・・・・。
この方法だと 時間も短縮され
イメージのブレも無くなり、かなり良いものが出来ると思う。
イメージのブレがあると 殆どの場合 中途半端なものになってしまうから。
晩御飯での話し・・・・
台風の関係と僕自身の生徒さんのためのアレンジ作業不備の為
レッスン日変更を余儀なくされ、急にレッスンを早めに切り上げ部屋へ上がる事になった。
部屋に戻り食事の準備をする。
お袋「今日は自分の物は自分で作るから、私の分は 作らなくてもいい。」と言う。
それではと
自分の物だけ作った。
鮭のムニエル と冷奴 味噌汁 なすびの一夜漬け オクラの和え物
僕「いただきま~す。」
と 食べ始めるが なんか変だなあ・・・。
となりで 雑巾を しぼり出す お袋・・・
僕「お袋 食事中に それはせんでえ。」
お袋「はいはい・・・・。」
僕「ご飯を食べる時、別に一緒の物を食べなくてもいいから
食事をとる事だけは一緒にしようよ。」
僕「いつまでもいつまでも 僕が一緒にいる訳ではないんだよ・・・
一緒に食事できる時は食事しようよ。」
お袋「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
お袋「そうねえ・・・・」
まるで結婚なんかが決まっている訳じゃないんだけど
いつかは嫁に行くであろう娘さんと二人だけで暮らす
お父さんと娘さんとの会話みたいな物でした。
僕だって、これからいつまでもいつまでも一人って訳にはいかないだろう・・・・・。
・・・・・・・・・。