僕は最近グスタフ・マーラーの「Kindertotenlieder」をよく聴いている。とても悲しい・重たく・辛い内容の唄だ。
最近になって歌曲をよく聴くようになった。どちらかと言えばわざと避けてきていた音楽なのだが、心が、体が、自然と求めるように訊き始めている。”とても悲しい・重たく・辛い内容”の裏側には命題が隠されていると言う事なんだ。
最近やっと気が付き始めてきたんだ。その隠された命題については、1回はきっちり見つめる事をしないといけないんだなあって。
因みに、グスタフ・マーラー(Gustav Mahler, 1860年7月7日 - 1911年5月18日)はウィーンで活躍した作曲家・指揮者で、交響曲と歌曲の大家として知られている。交響曲は大規模なものが多く、声楽パートを伴うものが多い。ところが僕の大好きな第5番の第4楽章アダージェットは、ハープと弦楽器による演奏でルキノ・ヴィスコンティ監督による映画『ベニスに死す』(トーマス・マン原作)でも使われた。