昨日5月25日(日)は急遽思い立って長男と映画を見に行くことにした。
相変わらず勝手ある。
私の父親も、私が小学校5年生位の時、急遽思い立って「
黒部の太陽」を観に連れ出したものである。私の父親の場合は、オールナイト上映に、尼崎から大阪梅田の映画館まで、車に乗せられて連れて行かれたものであるが・・・。
その様な事からすると、まだ私はましか、それとも五十歩百歩か(^^♪
今回は長男の都合も聞かずに思い立ったものだから、予約もせずに
ユナイテッドシネマ長崎に行った。久しぶりに時間に追われる形で駆け込んだものだから、入場料を払うときにカモメカードの提示も忘れ、通常価格で入ってしまった。orz
久しぶりに映画などと言うものを見たので、コンボスナックを買うタイミングを間違え(ポテトを揚げるのに4分かかるそうです。)入場ぎりぎりまでカウンターで待つことになり、なんかドキドキした。
場内は思ったほど混んではいなく、しかも端席を取ることもでき、リラックスをしながら映画を観る事が出来た。昨年暮れからの閉所恐怖症も出ることもなく、まずは目出度し目出度し。
映画の内容は、deepではあるが、考えさせられることも多く、涙も出るものであった。
水谷豊さんと言えば、私にとって彼が”バンパイア”であった頃からの知りあいである。無論、水谷さんは私の事はお知りにならないが・・・。
「刑事貴族」は録画をしながら、何回も良く見たものだ。所謂、彼だけが持つ個性を活かした演技なのだろうが、私自身の音楽も私自身の個性を持つ音楽になっているのだろうか?などなど映画を観た後に考えてしまったものである。
映画の長いエンディングクレジットに映される桜田門の警視庁のロングショット、トーンを下げた映像が私の心に映画の後の余韻を噛み締めさせる。
ベリースローなバラードを弾き終えた余韻に似ている。
とても素敵な時間を過ごす事が出来た。